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武学とは?今の時代を楽しく生きるには破壊と再創造がカギを握る

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この記事は約 6 分で読めます。 3,517 Views

こんにちは!玉置です!

今自分はレノンリー 師匠の元で武学を学び実践しています。
かれこれ3年目になるところです。

今日は武学と今後の人生の生き方についてお話ししていきます。

で、「武学」というと何か学問か何か?と思う人もいるかと思いますが、ちょっと違います。
学問というと「思考」を使って理解していくものですが、武学は「身体」を使うのが基本です。

だから、武学の理解と武術という身体を使った技法は表裏一体です。

まずは武学について、自分がレノンリー 師匠からエネルギーとして伝えてもらった感覚を言語化してみたいと思います。

武学とは

武学とは武術の基礎であり、人間としての生き様や在り方からいかに調和した世界を体現するのかを「活学」を軸として2500年以上も前から後世に伝えられてきた教えです。

武学の「武」の字は「二」つの「戈(ほこ)」を「止」めるという文字から構成されています。

元々は殺戮の手段として武を用いてきましたが、相手を滅ぼすことで憎しみが生まれ、新たな殺戮が生まれてしまう。
こういった「闇」から「光」が生まれました。

相手も負けさせないし自分も負けない方法が最強ではないかと。
「武」の本質は誰とも争わないという「自他不敗」を意味しています。

だから、誰かと戦いをして勝ち負けを決める格闘技とは全く似て非なるものなのです。

どんな憎悪の念を抱くもの、敵意を抱いてくるものに対しても、たちまち「自他不敗」を体現し、調和を体現してしまう技法を武術と言い、その修練を積み重ねることを功夫(クンフー)を積むと言います。

さらに、武学を志すものは「活学」することが基本になりますので、「今できているか?」を重要視します。

武学の奥深さ・・・少しは伝わりましたかね?

武学の目的は「再創造」にある

なぜ武学を志すのか?
武学を活学する上で、もっとも基礎的だけど重要になるのがその人の生きる目的である「志」の有無です。

何のために武学を活学するのか?

なぜ武学を活学するのか、その目的がなければ全くもって意味がなくなります。

なので、まずは武学を活学する目的が必要です。
だから、レノンリー 師匠の元では「志体術(こころざしたいじゅつ)」という基礎から入ります。

まずは身体を使いながら、自分が何のためにこの地球に生まれ、何のために生きるのか?を同志との繋がり、自然との繋がりを感じながら紐解いていきます。

そして自分の身体(38億年の叡智が詰まっている)から生きる意味(志)を引き出すことで、ようやく武学を志す意味が見つかります。

この時点でようやくスタート地点に立てます。
目的がない時点ではそもそもスタート地点にすら立てていなかったことに氣付くことになります。

武学はアダプターツールでありただの道具

「100人いたら100武学。
武学はアダプターツールであり、ただの道具。
自分の人生、世界をより良くするための道具です。」

レノンリー 師匠は常々こう言っています。

武学を宗教のように崇める人がたまにいますが、それは違います。

なぜなら、それは「このペンは神様だ!」というようなもの。
ただの道具を崇めたりはしないでしょう。

武学は人の人生をより良くして、ひいては世界をより良くするために使う道具です。
ただすごいのは、どんな状況の人にでもたちまちアダプトするツールであるということ。

だれともブチあたらずに、すぐさま使えてしまう万能な道具。

僕自身も武学を使って人生をより良くする意図があれば、これほど使える道具を他に知りません。

武学というツールのとっておきの使い方

武学とは道具であり、使う人の力量によっては「宝石」にもなるし「ゴミ」にもなります。
使い方を間違えてしまうと、単なるゴミかおもちゃになってしまう。

しかし使い方を間違えなければこれ以上に使える道具はありません。

では、武学のとっておきの使い方をご紹介しましょう。

それが「再創造」です。

英語で言えば
Re-Creation(レ・クリエーション)

そう、再創造とは「遊ぶ」ことなのです。

人生を遊ぶこと。
それこそが武学を最も楽しめる使い方です。

武学的には、
「今までも素晴らしい。」
「それをさらに素晴らしく」
「良いものをより良くする」

という感覚です。

すなわち、既存のものを否定せずに、より良くしていくという考え方がベースにあります。

破壊と再創造

僕自身、ピタゴラスイッチアーティストとして、ピタゴラ装置を創っては壊すことを繰り返してきました。
その中で「壊すこと」の重要性に氣付いていました。

創ることは誰にでも重要に写りますが、壊すことは逆にその価値を正しく認識されていない印象がありました。

しかし武学に出会い「再創造」という概念に出会ったときに、自分の感覚が間違っていなかったことに氣付きました。
再創造とは、より良い未来を望み意図した結果にもたらされる希望的破壊、創造的破壊によって、最も効率よく、最も志に沿った形で体現されるものです。

だから、より良い人生を歩みたいと思ったら、そういった希望を抱き、思考を使って理想の状態を思い描き、その状態を体現するためにまずは自分の既成概念や固定観念、今の自分の当たり前や価値基準、コンフォートゾーンを壊していくのが一番の近道だと言えます。

そうやって考えると、「破壊」することの本質的な価値に氣付けるんじゃないかなと思います。

創造と破壊ではなく、破壊と創造。

破壊がまず先で、創造が後に続く。
壊れれば必然的に新しく物事が起こります。

しかし闇雲に壊せばいいわけではありません。
エネルギーの方向性を意識しつつ、志を常に忘れずに感じながら壊すのです。

そうすることで、壊すことに注いだエネルギーが、そのままスムーズに創造のために循環していくのです。

2020年という混沌の時代をより楽しく生きるために

武学というツールを使い、人生を遊ぶ(レ・クリエーションする)ことこそが今の時代に最も適した生き方なんじゃないかなと感じたのでこの記事を書いてみました。

武学はどんな人でも、どんな思想や考えを持っていても使える道具です。
あなたの人生をより良くするためにぜひ取り入れてもらえたらと思います。

僕自身は武学の基礎でもある「志体術」の講師として体験会を主催したり、武術の指導員として稽古会を開催したりしています。

あなたがもし「生きづらさ」を感じているなら、武学に触れてみてください。
もし興味があれば自分にコメントやメッセージくれても良いです。

ぜひどこかでお会いしてお話しできるのを楽しみにしています。

それではありがとうございました!

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Ryoutatsu

Ryoutatsu

初めまして、玉置亮達(たまおきりょうたつ)と申します。妻と4歳の息子がいます。
36歳になりましていよいよ弥勒歳。結婚観、育児観、仕事観については独自の考えを持っています。

今は自宅でライターとしての仕事をしつつ育児をサポートしてます。
いわゆるイクメンなのではないかと自負してますが妻には「違う」と言われます。(笑)

自分の書いた記事が多くの人に読まれ、1人でも多くの人に気づきや勇気、希望を与えられたらこれ以上嬉しいことはありません。

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