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離婚を招く夫婦喧嘩の禁句&NG行動とは?危機から仲直りするコツ

 2018/02/10 家族
この記事は約 12 分で読めます。 6,316 Views

始めは他愛もない夫婦喧嘩だったのに、いつしか大喧嘩になっていた・・・なんてことありませんか?

最悪のケースだとそのまま離婚なんていうことも。

そんな離婚危機を招く夫婦喧嘩での禁句とNG行動を16個ピックアップしました。
また離婚危機からどうにか仲直りするためのコツも記事内でご紹介します。

夫婦喧嘩の頻度と意外に多い離婚危機の体験

あなたはどのぐらいの頻度で夫婦喧嘩をしますか?

20歳以上の既婚の男女に取ったあるアンケート調査の結果がこちらです。(ライフメディア調べ)

出典:http://lifemedia.jp/

一般的に夫婦喧嘩の頻度は、年に数回が最も多く30.7%。
ついで夫婦喧嘩はしないが23,6%と約4分の1を占めています。

そして月に数回という夫婦が17.9%、週に数回が12.6%となっています。

少なくとも月に1回以上夫婦喧嘩をする家庭が全体の3分の1といえます。

あなたが思っていたより多いでしょうか?少ないでしょうか?

この中で、今まで離婚危機まで感じたという方はなんと全体の41%に上ります。

ではなぜ夫婦喧嘩から離婚問題にまで発展してしまうのでしょうか?
それは、絶対に言ってはいけない禁句を使ったり、NG行動を取ってしまうからです。

ここからは離婚危機を招きかねないタブーをご紹介します。

離婚危機を招く夫婦喧嘩での禁句&NG行動

喧嘩になると、見た目は怒っている女性の心の中は冷静になり、見た目は冷静な男性は心の中でヒートアップしていたりします。
このような状況で、特に男性は言ってはいけない言葉や行動を取りがちです。

そんな禁句やNG行動を16個まとめてご紹介します。

1.いつも〇〇と言う

相手に向かって「いつもそう!」と言うのはやめましょう。
その他にも「いつもやってくれないよね」など「いつも〇〇」というフレーズは相手をカチンと来させます。

言葉に熱が帯びてくると「いっっっつもそう!!!」など小さい「っ」がたくさん入り余計に危険です。
夫婦喧嘩の火に油を注ぐだけですので口から出そうになったら飲みこみましょう。

2.過去の話を何度も持ち出す

一度は終わったはずの過去の話を度々持ち出すのもNGです。
過去のコトは過去のコトです。

「ぎゃふんと言い負かせたい!」と思うかもしれませんが、後々のことを考えたら過去のことを持ち出さないのが最良です。

相手が過去を蒸し出してきた場合は、我慢してスルーするのが得策です。
その罠にはまると泥沼の夫婦喧嘩に発展する恐れもあります。

3.相手の話を聞かない

自分の言い分だけを言って、相手の話を聞かないのもNGです。
相手も心を閉ざしてこちらの話を聞いてくれなくなります。

なので、お互いの話をじっくりと聞き合う時間を作るのが良いでしょう。
そのためにはお互いが一旦冷静になる必要があります。

時間を空けて、落ち着いたらまずはあなたが相手の話を聞いてあげて下さい。
そうすれば、相手もあなたの話を聞いてくれるはずです。

4.自分の価値観を押し付ける

例えば、子供の教育についての方向性など、それぞれが少なからずポリシーを持っているはずです。
そういった価値観を共有することが大事です。

どうしても納得のいかない価値観であればすり合わせが必要です。
お互いの妥協点を話し合う必要があります。

しかし家庭によっては男性が強かったり、女性が強かったりとパワーバランスが崩れている場合があります。
そうなると自分の価値観を押し付けてしまいがちです。

押し付けられた方はストレスが溜まりますし、相入れない価値観なら拒絶反応が起こるでしょう。

そこから大喧嘩に発展するのは容易に想像がつきます。

5.むやみに疑う(信じない)

疑われる方にも非があるもの。
スマホでの怪しいやり取りや相談なしの借金。

苦し紛れの言い訳を聞き、疑いたくなる気持ちは分かります。
ですがあなたが疑ってばかりで信じてあげないと、相手も心を閉ざしてしまいます。

言っていることをすべて「そんなのウソ!」「信じられない!」とむやみに疑うと、逆ギレして大喧嘩に発展する可能性があります。

現在の問題について信じられないのであれば、相手の良心は信じてあげて下さい。

6.コンプレックスをえぐる

容姿などコンプレックスをえぐるような言葉を使うのは絶対ダメです。
夫婦喧嘩もヒートアップしてくると思いがけない言葉が口をついて出てしまいます。

それでも超えてはいけない一線があります。

「デ●」「ブ●」など相手の容姿やコンプレックスを罵る言葉は夫婦関係に大きな亀裂を生じさせます。

7.相手の立場を蔑む

「専業主婦って楽でいいよな!」
「おれも家でのんびり生活したいわ!」
「働いてお金稼いでるのは俺だぞ!」

このように相手の立場を蔑む言動も絶対NGです。
そもそも人としてこのような言動はどうかと思います。

あなたはこんなこと言わないと思いますが、一応注意してください。
こういうことを言った本人の人間性を疑われ離婚問題に発展しかねません。

8.人格を否定する

相手のことを蔑み、自分は偉いと勘違いしだすと相手の人格を否定するようになります。
しかし、夫婦喧嘩の最中にエキサイトしてつい人格を否定するような言葉を使ってしまうことも。

「親にどんな育てられ方したんだ?」

人格を否定する権利など誰にもありません。
夫婦でも決して越えてはならない一線があります。

9.親に相談する

夫婦喧嘩の最中に逃げてはいけません。
まして親に相談するのはタブーです。

マザコンだと思われ、信用を失う可能性もあります。
頼りなさを露呈するだけです。

まして、実の親なら子供の味方をしたくなります。
その結果、「お嫁さんが息子のことをこんなに傷つけて」などと訳の分からない方に進む恐れもあります。

親からの圧力で離婚問題に発展するケースまであります。

10.相手の身内を悪く言う

自分のことを悪く言われるより辛いのが身内の悪口です。
特に自分の実の両親や兄弟姉妹の悪口はこたえます。

8でもご紹介した、「親にどんな育てられ方したんだ?」という発言も間接的に身内の悪口になります。

「この人ないわ・・・」そう思われて離婚問題に発展する可能性があります。

11.暴力をふるう(DV)

どんなことがあっても暴力はダメです。
力で解決しようとするのは動物と一緒です。

人間に備わっている有能な理性というものを最大限働かせましょう。

暴力で受けるのは外傷だけではありません。
心にも深く大きな傷が残ります。

精神的に苦痛を感じるとその苦痛から逃れたいと思うのは当たり前です。
つまり離婚話に直結するということです。

12.押しつけがましいアドバイスをする

これは筆者の実体験です。
女性はただ話を聞いてもらいたいだけのつもりで話をしてるのに、男性はその解決策を探そうとしてしまいがちです。これは男性脳と女性脳の違いから起きる問題です。

ただ話を聞いて共感をしていれば良いものを、押しつけがましくアドバイスをしたことにより、妻がカチンときて口をきいてくれなくなりました。

どんなに良いアドバイスでも、そこに付随する感情が「ウザイ」とか「なんかイヤ」という負のイメージだとマイナスとなります。

これが何度も積み重なると深刻な夫婦喧嘩に発展する恐れがあります。

13.「出ていけ」と言う

夫婦喧嘩の最大のタブーの1つが「出ていけ!」というワードです。
特に家庭で優位にあると勘違いしている男性に多いフレーズです。

自分が出ていきたくないから「出ていけ」と言う。
これは夫婦喧嘩から逃げているのと同様です。

本来、夫婦喧嘩とは夫婦の絆を強くするためのものです。
そう考えればゴールは間違いなく仲直りです。

逃げてはいけません。
しっかりと仲直りというゴールに向かって進まないといけません。

14.家を出ていく

少し時間をおいて冷静になるための外出なら可です。
膠着状態が続いて、話が進まないならお互い少し冷静になる必要があります。

特に男性は頭に血が上りやすく、心拍数も上がりやすいので、呼吸を整える時間を作りましょう。

しかし、喧嘩から逃れるように自分から家を出ていってしまう人もいます。

特に女性側に多いです。
「実家に帰らせていただきます」と家から出ていくとそのまま長期戦になりがちです。

そうなると相手への怒りの感情だけを持って過ごすことになります。
それがそのうち相手への失望という形に変換していき、「離婚」という言葉がちらつくようになります。

また「出ていけ!」と言われて本当に家を出ていくのもNGです。

何度も言いますが、逃げてはいけません。

どうしてもその日のうちに解決しなそうなら、「また明日話し合おう!」と前向きに1日を終わらせる配慮が重要です。

15.結婚生活そのものを否定する

結婚生活は夫婦にとってかけがえのない財産のような時間です。

「だから結婚なんてしたくなかったんだ!」

このような結婚を否定する言葉は絶対に使ってはいけません。
結婚を否定する言葉を使うのは、夫婦関係自体を否定する行為になります。

「もっといい女性と結婚すれば良かった!」
「前の彼女の方が良かった!」

このように相手の女性を否定する言葉もタブーです。
即離婚話に発展する可能性もあります。

16.「離婚」という言葉を使う

最も離婚危機を招きやすいのが、実際に「離婚」という言葉を出してしまうケースです。
夫婦喧嘩ですから、どうしてもエキサイトしてしまって思わぬことを言ってしまうのも理解できます。

しかし、絶対に超えてはならない一線があるとすれば、間違いなく「離婚」というワードを出すということです。

売り言葉に買い言葉。

もしあなたが「離婚してやるよ!」と言えば、「上等よ!離婚だわ!」という反応が返ってきても不思議ではありません。

何があっても「離婚」という2語を使うのは回避しましょう。

こじれる夫婦喧嘩の本質的な原因や解決策を知りたい方は、この記事も参考になると思いますのでお時間があれば読んでみてください。

離婚問題に発展した泥沼の夫婦喧嘩から仲直りするコツ

夫婦喧嘩には「良い夫婦喧嘩」「悪い夫婦喧嘩」の2つの種類があります。

良い夫婦喧嘩とはコミュニケーションの手段だったり、仲直りした後に絆が深まるものです。
一方で、悪い夫婦喧嘩とは相手への攻撃が中心で終わった後に絆が薄れていくものです。

悪い夫婦喧嘩は離婚の原因になります。
そんな泥沼の夫婦喧嘩から仲直りするのはなかなか至難の業です。

しかし、仲直り出来る可能性も0ではありません。
ここからは仲直りの可能性を高めるためのコツを5つご紹介します。

1.素直さが最重要

「あー!もういい!顔も見たくない!」
「こっちだってお前の顔なんか見たくない!」

このように夫婦喧嘩がこじれてきて泥沼化していくと意固地になっていきます。
自分の考えが正しいと思い込み、すっかり素直さが失われていきます。

一旦冷静になった時に素直になれるかどうかが仲直りのカギです。

「本当は夫婦喧嘩なんかしたくない」
「ましてや離婚なんて絶対したくない」

こういった本心を素直に言えるかどうかです。

夫婦は一対の鏡です。
あなたの心持ち、そして態度がそのまま奥さんの心を解きほぐすカギとなります。

2.自分から謝る(負けるが勝ち)

依存心が強いと責任を自分の外側に作りがちになります。
そうではなく主体的になり自分の内側に原因を探ることで、深刻な夫婦喧嘩からの仲直りのきっかけを掴めます。

そして、喧嘩になってしまった事実、そして相手に対してしてしまったことを謝罪します。
自分から謝るというのが最大のポイント。

よく負けるが勝ちと言われることがありますが、まさにそれです。
相手に負けさせない、というのが重要です。

どうしても言い負かせたくなるのをグッとこらえて、自分から謝れれば仲直りの可能性は少し上がります。

3.時間を置く

一度絡み合ってしまった糸は時間を置いてから解しましょう。
その場で解決しようとすると、結局また言い合いになり逆効果になる場合も。

怒りの感情はタバコを吸いたくなる気持ちに似てて、15秒ほど我慢すると徐々に落ち着いてきます。
そして、ぶり返さなければ時間の経過とともに薄らいでいきます。

男性は特に心拍数が上がりやすいので、時間を置いてから話し合いをするのが良いでしょう。
その間に冷静になり自分の責任だと捉えられるかが仲直りのカギです。

決して相手を変えようとしないことです。
あなたの思い通りに相手が変わることはまずあり得ません。

 

4.雰囲気を変える

結果には必ず原因があります。

結果は雰囲気によって左右されていると考えると、出来ることが増えます。
そう考えると喧嘩に至った際の雰囲気を変えれば仲直りのきっかけが作れるかもしれません。

例えば、自宅で喧嘩をした場合は部屋の雰囲気を変えていきます。

部屋が汚かったら掃除してみる。
暑かったり寒かったりしたら、エアコンを入れて室温を調整する。
ルームフレグランスを使ってみる。

次に、あなた自身の醸し出す雰囲気も変えないといけません。

まずは大きく深呼吸を10回します。
次に鏡を見て、表情が硬かったらまずは顔の筋肉をほぐします。
顔の筋肉がほぐれてきたら、笑顔を作ってみます。

これだけで醸し出す雰囲気が幾分和らぐはずです。

その他にも、雰囲気に影響するものを変えていき、仲直りのきっかけを探ります。
話し合いの前に、良い雰囲気を作れれば仲直り出来る可能性が高まるでしょう。

5.問題点に焦点を当てる

話し合う時に「なぜ喧嘩をしてしまうのか」に焦点を当てることが重要です。

「余計な一言を言ってしまう」「相手への敬意のなさ」「感謝の気持ちが足りない」

このような問題点をお互いに交互に出していき、相手の発言に対してはオウム返しのように繰り返します。
そして「そうだね」と相槌を打ちます。

これを繰り返すことで問題点が明確になり、共通認識が作れます。
夫婦2人で共通認識が取れれば一歩前進です。

あくまで問題なのは、夫婦喧嘩に至ってしまう原因に気づけないことです。
この認識が2人で共有できれば、夫婦喧嘩のない夫婦円満な家庭も夢ではありません。

夫婦喧嘩で離婚したいと思ったら後悔しないように!

離婚したいと思ったならまずは初めに気づいてほしいことがあります。

それは「大切なものは失って初めて気づく」ということです。
離婚した後にパートナーの大切さに気付いて後悔する人は少なくありません。

距離を置くと見えてくるものもあるのでしょう。

なので、時期尚早に決断を出すのではなく、じっくり時間をかけて冷静に判断することが重要です。

もし離婚を決断したら子供の親権の問題、養育費の問題、再婚の問題、老後の問題など様々な問題が増えます。

出来れば、夫婦が仲の良かったあの頃に戻りたいですよね。

そのためにはまずはあなたが変わることです。
仲直りの5つのコツをバカにしないで取り組んでみて下さい。

きっと素敵な未来が待っているはずです。

まとめ

いかがでしたか?

夫婦喧嘩は犬も食わないといいます。
夫婦喧嘩は子供も食いません。

夫婦喧嘩を子供の前でしてしまっていませんか?
子供の教育上の影響を考えても夫婦円満な家庭が良いですよね。

もし、喧嘩をしない家庭を築きたいならこちらの記事もお役に立てると思います。

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