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こじれる夫婦喧嘩の本質的な原因とコレぞ王道な解決法10選

 2018/02/08 家族
この記事は約 13 分で読めます。 5,325 Views

夫婦喧嘩をこじらせてませんか?

「そもそも何が原因で夫婦喧嘩になったんだろう?」

そんな疑問を抱いたあなたのために、夫婦喧嘩のきっかけになる原因とこじれる本質的な原因を記事にしました。

また仲直りのきっかけを作るための「夫婦喧嘩の王道な解決法」を10個もあわせてご紹介します。

これで夫婦喧嘩が始まる!開戦のきっかけになる15の原因

始めは他愛もないことが原因でいつしか大喧嘩に発展していた。
こんな経験ありませんか?

夫婦喧嘩の開戦のきっかけになりやすい15の原因がこちらです。

1.言葉遣い・言葉選びが悪い

ちょっとした言葉遣いのニュアンスや言葉選びが命取りになるケースが多いです。

「へぇ、そうなんだ」という無関心なリアクションや、「別にー」「どっちでもいい」などの返答も相手によっては機嫌を損ねる原因となる恐れがあります。

余計な一言にも注意しましょう。

一度口にした言葉は撤回できません。
くれぐれも相手に配慮した言い回し、言葉選びをしましょう。

2.生活態度が悪い

土日は家でゴロゴロ。
忙しくしている奥さんの目の前でこれをやられたら怒るのも無理はありません。

また食べたものをそのままにしたり、洗濯物を洗濯かごに入れずに脱ぎっぱなしにするのも夫婦喧嘩の原因になります。

特に元から機嫌が悪い日や生理の最中には要注意です。
ちょっとした態度にカチンときて開戦するケースもすくなくありません。

3.家事を手伝わない

家事の分担が決まっている家庭も多いと思います。
それなのに自分の家事すらこなさないとカチンときますよね。

もし自分のことはしっかりやっても、奥さんがすごく忙しそうなのに、自分だけダラダラTVとか見てるとそれも火に油を注ぎます。

イライラが募っていく奥さんは沸点が近くなっているので、「喧嘩をする原因」を見つけて吹っ掛けてくる可能性もあります。

4.子供の教育上の価値観の違い

子供の教育については夫婦でじっくりと話し合う必要があります。
その中で、多少の価値観の違いは出てくるもの。

  • 砂糖の入った甘いおやつは食べさせない。
  • 小学校は近くの公立に入れたい。
  • 中学校は私立が良い。
  • 叱らない子育てがしたい。
  • 「ダメ」って言わないようにする。

などなどいくつもの価値観があるものです。
完璧に一致することは稀でしょう。

そして、お互いの価値観の妥協点を探ろうとしないと真っ向からぶつかることになります。

それ以前に、そもそも子育てに興味を示さなかったり、適当な考え方がケンカの原因となることもあります。

子育ては母親の仕事などと言うのもNGです。

5.生活費やお小遣い

金銭的なことは夫婦喧嘩の原因になりやすいです。
いつもより生活費が少なかったり、お給料が変わってないのにお小遣いの値上げ交渉をすると「カチン」と開戦になりかねません。

明確な根拠や理由を提示して、納得のいく説明が出来るようにしましょう。

また、目に余る生活費の浪費やお小遣いの無駄遣いも禁物です。

6.それぞれの両親と性格や価値観が合わない

結婚すると親戚付き合いが増えますよね。
その中でも相手のご両親との関係性は非常に重要です。

もし価値観が合わないとなるとそれが原因で喧嘩になることも考えられます。

集まりなどで会ってその場は我慢していても、夫婦2人きりになった時にポロっと本音が出る。
その時の義両親に対する何気ない言葉が相手をカチンとさせているかも。

また同居ともなれば尚更です。

言いづらいことを直接言えないので、代わりに代弁してもらうシチュエーションで多くの夫婦喧嘩が勃発するようです。

7.嫁姑問題

嫁姑問題も深刻な喧嘩に発展するケースがあります。
お嫁さんにとって姑というのは大きな存在です。

同居ともなればその影響は計り知れません。
少し癖のある人物だと奥さんの不満は日に日に募ります。

それを旦那さんであるあなたに言ってくることもあるでしょう。
その場合「奥さんの味方」となって穏便に解決するのが吉です。

母親の味方に付くと夫婦喧嘩が離婚問題に発展する恐れも出てきます。

8.趣味嗜好の違い

趣味や食べ物の好き嫌いなど、価値観が違うのは当たり前です。
その時、自分の好みや考え方ばかりを主張すると喧嘩の元です。

料理を作ってくれた奥さんに「俺コレ嫌いなんだよね」なんていうのは厳禁。
言葉をしっかり選んで伝えましょう。

また例えば奥さんがジャニーズ好きなのにそれを否定する、そんな発言も夫婦喧嘩の原因になります。

9.飲み会や無断外泊が続く

連日のように飲み会が続いたり、最悪無断外泊などになるとそれが原因で夫婦喧嘩になることも。
少なくとも外泊については事前に許可を取りましょう。

やむを得ない場合は誠意をもって「申し訳ない気持ち」を伝えておくのが良いでしょう。

どうしても、相手の立場で物事が考えられなくなるのが人間です。
毎日のように帰りが遅くなると相手がどんな気持ちになるのか考えてみましょう。

10.生活のリズムの違い

人生30年近く過ごしているとそれぞれの生活リズムというのが出来ます。
結婚すると少しお互いが歩み寄るように生活リズムが似てきます。

ただ、どうしても譲れない生活習慣などもあると思います。

朝は目覚まし時計を使わない派とか、トイレは最低10分以上入るとか。

そういった生活リズムの違いはいつの間にかどちらかが我慢することに繋がり喧嘩になりやすいものです。

11.借金

借金をはじめ金銭的なトラブルはそのまま夫婦喧嘩に直結しやすいです。

個人的な考え方ですが、お金には見えないエネルギーのようなものが付随していて、正しく使わないと感情に転換されると思っています。

お金が増えると嬉しくて、急に減ると寂しくなったり、イライラしたりするのはそのためです。

またお金というのは信用そのものです。
借金というのはその人の信用のなさを形にしたようなものです。

借金をしてしまう前に事前に相談するなどして、くれぐれも隠さないことが重要です。

12.浮気・不倫

浮気・不倫は夫婦喧嘩になるのはもちろん、もっとも離婚問題に発展しやすい要素の1つです。
してしまった方が一方的に悪者になり、精神的に追い込まれるケースも多いです。

一時的なことであれば、許してもらえるかもしれませんが、信用は失墜します。
そのことが原因で今後の夫婦生活には大きな亀裂が生じるでしょう。

隠し事はいけませんが、バレると確実に問題になりますから対応が難しいところですね。
浮気・不倫はしないのが一番だとしか言えません。

13.その他の隠し事

そもそも、奥さんに内緒にしていることがある時点で爆弾を抱えているようなもの。
女性は感覚的にニオイを嗅ぎ分けると言われていますし、あなたのそれ、バレているかもしれませんよ?

ひょんなことで隠し事がバレて大喧嘩に発展する家庭もあります。

どうしてもバレたくないようなものなら、しっかりと隠し通す覚悟が必要です。
出来れば隠し事はしないのが一番です。

14.自分から喧嘩を売る

自分がイライラしていたりすると、ストレスを解消したいのか自分から喧嘩を売ってしまうこともあります。
それが無意識的にやってしまうこともありますので厄介です。

売り言葉に買い言葉。

夫婦間で感情は伝染しやすいですので、1人がイライラしているともう片方もイライラします。
そうなると、売られた喧嘩は高値で買い取られます。

イライラしているなと思ったら、喧嘩腰になっていないか、言葉尻に棘がないか細心の注意を払いましょう。

15.犬も食わないほんの些細なこと

ここまで14項目の代表的な夫婦喧嘩の原因の例を挙げてきましたが、これ以外にも多くの原因があります。
そして、その多くが正真正銘犬も食わない些細なことばかりです。

多くの場合、「あ、これはマズイ雰囲気だな」という予兆を感じるものです。
よく険悪なムードと表現しますが、そのようになっている場合は夫婦喧嘩の開戦直前だと思って間違いありません。

開戦の火ぶたを切らないように、慎重にそのムードをほぐしていけば夫婦喧嘩は避けられるかもしれません。

こじれる夫婦喧嘩になる本質的な1つの原因とは?

夫婦喧嘩をこじらせてしまう方は、夫婦喧嘩が始まった後にある重大な1つのミスを犯している可能性があります。

それは「私は悪くない」と思うことです。
夫婦喧嘩においてどちらが悪いのかをジャッジするというのは得策ではありません。

こじれるだけです。

喧嘩に発展してしまった時点で両者に責任があるといえます。
大元の原因になった方とその原因に対して寛容な態度が取れなかった方と。

このように、どちらのケースでも喧嘩の責任を負うものと考えると、夫婦喧嘩がこじれることは少なくなるでしょう。

「私にも責任があるかもしれない」

この考え方がこじれる夫婦喧嘩を未然に防ぐたった1つのカギと言えます。

夫婦喧嘩をやめて仲直りのきっかけを作る王道の解決法10選

ここからは、始まってしまった夫婦喧嘩をやめて仲直りをするための解決法をご紹介していきます。

1.深呼吸して一旦冷静になる

喧嘩が始まってしまったら、まずは一旦距離を取ってみることです。
できれば席を外し、深呼吸を10回ほどして呼吸を落ち着けます。

5回だとちょっと少ないでしょう。

呼吸と感情は密接に関係していて、深い呼吸の状態で「怒り」の感情は持ちづらいのです。

また作り笑顔で良いので柔らかい表情を作るのも有効です。
笑顔で怒るというのはまず不可能だからです。

またイライラすると仕草が粗暴になりがちです。

いつも以上に丁寧な所作を心がけ「怒り」の感情が膨張しないようにしましょう。
このように表情や仕草で感情をコントロールするのは非常に有効です。

2.自分にも非がないかという視点を持つ

夫婦喧嘩がこじれる本質的な要因が「自分は悪くない」という決めつけです。
本当に問題解決をする気持ちがあるのであれば、最低限「自分にも非がないか」という視点は持ちましょう。

そして、相手の非だけを責めるのをやめれば、おのずと仲直りのタイミングが近づいてくるはずです。

3.隣にちょこんと座る

何も言わなくて良いので奥さんの隣にちょこんと座ってみましょう。
そしてゆっくりと呼吸をして、2人で一緒に冷静になっていきます。

隣にいると脳波の波長も同期していく感じがあります。
それを利用して落ち着いて話せる土台を作ります。

4.素直に謝る

自分にも責任があると思ったら素直に謝ることです。
もし自分に非はないと頑なに思っている場合でも、「夫婦喧嘩になった」という事実に対して「ごめん」と言いましょう。

素直さは、夫婦喧嘩を早期解決するための重要なキーです。
意固地になって「自分は悪くない」と主張すればするほど泥沼にはまります。

喧嘩中はなかなか相手を許せる大きな心は持てないかもしれません。
しかし夫婦は一対の鏡のようなもの。

あなたが意固地になればなるほど相手も意固地になります。
あなたが素直になれば、徐々に相手も素直になってくるはずです。

5.相手の話の聞き役に徹する

落ち着きを取り戻したら、まずはあなたが聞き役に徹しましょう。
なるべく反論はせず相槌を打って、適切に話を促します。

ここで重要なのは相手の感情を吐き出させること。
自分まで感情的になってしまってはいけません。

聞き役に徹する、ただそれだけです。

6.軽くスキンシップをする

スキンシップと言っても、ベタベタと触るわけではありません。

肩にそっと手を置いたり、手を握ったり。
まずは軽いスキンシップから始めます。

固まった身体と心をほぐすようにスキンシップをしていきます。
最終的にはハグするぐらい深いスキンシップが出来れば仲直りのゴールは近いでしょう。

またタッピングタッチという方法も有効です。

タッピングタッチとは、ストレスを軽減するための方法です。
東日本大震災で被災した人のストレスを軽減することを目的として臨床心理学者の中川一郎さんが考案しました。

肩に手を置き、そっと肩を叩いてみます。
ゆっくりと固まってしまった心を解きほぐすように軽くです。

7.サプライズのプレゼント

長引く夫婦喧嘩をどうしても解消したい場合はサプライズのプレゼントも有効です。
お花やケーキ・チョコなどのスイーツが鉄板ですね。

またお相手の趣味に関連するサプライズも効果的です。
音楽が好きなら好きなアーティストのDVDとかも良いかもしれません。

もらったらほっこりするモノが良いでしょう。

ポイントは高価すぎないということです。
「モノで気を引く気かよ」と思われては元も子もありません。

そのためには渡し方も重要です。

「ごめんね」の一言を添えて、「仲直りしたい」と伝えましょう。

8.手紙を書いてみる

どうしてもこじれてしまった夫婦喧嘩は、距離を置いて頭を冷やす時間も重要です。
その時に、全くコミュニケーションを取らないとかえって逆効果になる可能性もあります。

最低限のコミュニケーションとして手紙を書いてみるのが非常に有効です。

その時に、プラスαで今の感情より少し多めに「Happy」な感じを乗せて書いてみて下さい。
手紙にプラスのエネルギーが乗り、相手の心の扉を開くきっかけになるはずです。

手紙が苦手という方は、スマホのコミュニケーションアプリでも良いでしょう。
その時も、いつもより少し明るめな文章にすると心が伝わりやすくなります。

9.同じ時間を共有する

夫婦喧嘩でも、特にこじれてしまった場合には同じ時間を共有することが重要です。
どうしても「口もききたくないし顔も見たくない!」と別々の行動をしがち。

そこをあえて同じ時間を共有する方向で動きます。

まずは3番目にご紹介した「ちょこんと隣に座る」こと。
そして同じTV番組を見るのも良いでしょう。
同じ音楽を聴くのでも良いでしょう。

また出来たらお出かけのイベントなどを設定するのもアリです。
場所が変われば考え方も変わり、仲直りへのシナリオが加速します。

10.【最終奥義】子は鎹(かすがい)~子供を登場させて展開を伺う~

鎹(かすがい)

出典:http://www.tsubasasouken.co.jp/

最終奥義的になりますが、子供を登場させて展開を伺う方法が非常に有効です。

昔から子は鎹(かすがい)と言われてきたように、子は夫婦をつなぎとめる存在です。
離婚にまで話が発展しても子供のおかげで踏みとどまったという夫婦も多いです。

まずは話題として挙げるのが良いでしょう。

例えば、子供の幼稚園や小学校の話題、それから子供の将来の話などです。

それから夫婦喧嘩の仲裁に子供に登場してもらいます。
実際には、子供と一緒に遊んだり子供に勉強を教えたりすることで家庭の雰囲気を変えていきます。

例えば勉強中に子供が「ママ、ここ分かる?」と聞いてくれたらラッキーですね。

いずれにしても「仲直りしたい」という意思表示は大切です。
そのためにはまずはあなたが心を開いて許すことです。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では夫婦喧嘩の主な原因と仲直りの方法をご紹介しました。

夫婦に喧嘩はつきものですが、できれば喧嘩にならないで夫婦円満な家庭が良いですよね。

もし夫婦円満な家庭の作り方を知りたいなら、こちらの記事も参考になると思いますので読んでみて下さい。

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