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30歳で人生諦める?いや「諦めた=明らめた」瞬間に生き方が変わった話

 2018/02/01 ライフ
この記事は約 10 分で読めます。 20,104 Views

人生に期待しすぎた34歳が失望のあまり人生を諦めようとしていた。

そして人生を諦めた。

・・・

その結果、毎日100%ブレない軸を持って人生を歩み出した。
まるで生まれ変わったように。

これは筆者の実話です。
正直自分でも驚いています。

なぜこんなことが起きたのでしょうか?
実は「あきらめる」という言葉にその秘密が隠されているんです。

同じように30代で人生を諦めようとしている人のためにその真相をお伝えします。

30歳で人生を諦めるのは早すぎる?

20代の若者と比較して30代はしがらみが増えます。
30代にもなると仕事でも役職が付いたり、責任が大きくなったりします。

そんな他人を横目に、自分が彼らと比較して劣等生だと自己嫌悪に陥りがちです。
そして、あまりに思い通りにいかずに30歳で人生を諦めようかなと思う人も多いようです。

でも、30歳で人生を諦めるのはちょうど良いかもしれません。

ここからは僕の体験談なのですが、少々お付き合いください。

【実録】30代で人生を諦めるに至った体験談

僕は20代前半の頃、ずっとバンドマンでした。
なので、一般的な社会人と比較するとどうしても劣等感を感じる部分がありました。

25歳を過ぎると「アラサー」という言葉とともに、30歳が目前に迫ってきている状況にいよいよ焦りが出始めます。

僕の場合26歳で就職活動を始めたのですが、やはりいわゆる普通の就職は出来ません。
中途採用という謎の名前の就職窓口から就職することになりました。

それでも、運よく就職が出来ました。
しかし保険代理店の研修生という形で、普通のサラリーマンではありません。
1年後にはバリバリのフルコミッションの営業になるというものでした。

その後、就職から2年後には代理店として独立をしたのです。
ただ、生活は苦しく、普通のサラリーマンが羨ましくなる時もありました。

あまりにも苦しく、独立から半年後には副業でアフィリエイトというネットビジネスを始めました。
笑えないぐらい貧乏だったので、本当にこのままでは人生が終わってしまうと思ったくらいです。

この当時の詳しい話はプロフィールをご覧ください。

 

当時すでに結婚していたので、簡単に人生を諦めるわけにはいかないと思いました。
その思いで頑張り続けること2年、ようやくアフィリエイトである程度稼げるようになりました。

ただ、報酬が伸びるに従い大切なものがどんどん失われていく感覚になりました。
自分の信念とかプライドです。

大きくなる自信と裏腹になくなっていく信念やプライド。
僕は大事な魂を売ってお金を稼いでいたのでした。

ついに、2017年12月に34歳になったばかりの自分の中である感情が芽生えたのです。

「俺・・・何やってんだろう?」

「子供に誇れることやってないじゃん。」

「何のために生きているんだ。」

そう強く思うようになっていきました。

「いっそもう人生諦めた方が良いのかも」と思う瞬間さえありました。

そして34歳になった僕は人生を諦めることに決めたのでした。
結果的に30代で人生を諦められたのは幸運でした。

人生を諦めた人には2つのパターンがある

ここで確認しておきたいのが、人生を諦めた人には2パターンあるということです。

1つ目のパターンの人とは、無気力になったり、自暴自棄になったりする人たちです。
2つ目のパターンの人とは、やりたいことをやり、楽しく楽に生きる人たちです。

同じように人生を諦めたのにどうしてこんなに差が出るのでしょうか?

諦めるのは悪いことではない

そもそも「人生を諦めること」=「悪いこと」だという常識を疑う必要があります。

一般的な常識というのは正しくないことが多いものです。
大衆の集合意識がそのような常識を創るからです。

ですが、人類の5%と言われる成功者はみな常識離れした考え方を持っているものです。

そんな非常識な成功者と同じように、常識を疑ってみましょう。

今回は「人生を諦めること」=「悪いこと」という常識を疑ってみます。

その代わりに「人生を諦めること」=「良いこと」だと仮定してみましょう。
すると、1つの重要なポイントが見えてきます。

人生を諦めた人が2種類いるように「あきらめる」には2種類の意味があるのです!

諦める=明らめる

「諦める」という言葉を辞書で引くと・・・

1. 【諦める】 《下一他》とても見込みがない、しかたがないと思い切る。断念する。 「夢を―な」

2.【明らめる】 《下一他》事情・理由をはっきり見定める。

と出てきます。

1つ目は、一般的に知られている諦めるという言葉の意味通りのものです。
自分の思い描く状態にならずに、それ以上行動することをやめるというような意味です。

一方で、2つ目の『明らめる』に注目して下さい。
事情・理由をはっきり見定めるとありますね。

人生を明らめる・・・と考えると少し違った見方が出来るはずです。

そして、上記2つのパターンの人たちは、この2つの意味での諦める(明らめる)の違いだったのです。

人生の目的を明らめて100%全力で生きる毎日を

人生を明らめるとはどういうことを意味するのでしょうか?
それは人生の目的、つまり「何のために生きているのか?」を明らかにすることです。

人は1人1人生まれてきた意味があります。
多くの人はそれを忘れてしまっているのです。

それを思い出し明らかにすれば、本当の意味で人生を諦められるのです。
そのためにはまずは人生に期待しないことが重要です。

人生に期待をしない

多くの人は常に「何か良いことが起こるんじゃないか?」と人生に期待しています。

「今度こそ宝くじが当たるんじゃないか?」

「素敵な女性が現れるんじゃないか?」

「来年からお給料が上がるんじゃないか?」

しかし、人生に期待をしない方が無難でしょう。
人生に期待するから期待通りにならなかった時に失望するわけです。

人生に期待するとは、自分の外側の影響をモロに受けるということです。

他者にドップリと依存することになるのです。

他者に依存してしまうと、自分で自分の人生をコントロールできなくなります。
そうなれば結果も思い通りにならないことがほとんどでしょう。

そんな人の多くは、いつもと同じことしかしていないのに、いつも以上の結果を求めたりします。

アインシュタインがこんな言葉を残しています。

『同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という。』

(※今ではアインシュタインの言葉ではないという説が有力なようです。)

まずは人生に期待しないというマインドセットを持ちましょう。

自分の可能性に期待する

人生に期待するのをやめたら、次は自分の可能性に期待しましょう。
あなたの可能性は未知数です。

100%あなたが思っている以上の可能性を秘めています。
しかし、多くの人がリミッティングビリーフ(マインドブロック)を持っているため、自分の可能性を過小評価します。

しかし、今日でそれを終わらせます。

あなたの可能性は無限大です。
まさに無限大なのです。

それを思い込みで可能性にフタをして制限してしまっているのです。

あなたは映画マトリックスをご覧になったことがありますか?
仮想現実と本物の世界を描く話で、キアヌ・リーヴスが主演して話題になりました。

そのキアヌ・リーヴス演じるネオが映画の終盤に覚醒し、ものすごい可能性を開花させていくシーンがあります。

あなたにもそのような可能性が眠っているのです。
それを開花させていけば、あなたが思い描くことをすべて実現することも夢ではありません。

人生を諦めて可能性を開花させるカギとは

人生を諦めるとは「生きている意味を知る」ということです。
あなたは何のために生まれてきたのか考えたことがありますか?

人間は1人1人に天からのお役目が与えられています。
しかし、幼少期から大人になるにつれ、それを思い出す機会を持たないと忘れていくのです。

つまり、思い出す機会を創れば良いのです。
それが今です。

じつは、あなたの人生の可能性を開花させるカギはあなたのカラダにあります。
というのもあなたのカラダにはものすごい英知が詰まっているからです。

宇宙が誕生したのがおよそ137億年前(諸説あり)。
地球が誕生したのがおよそ46億年前。
そこに生命が宿ったのがおよそ38億年前。

そしてその瞬間から今まで一度も死ぬことなく受け継がれてきたのが、あなたのカラダにあるDNAです。

そのDNAが答えを持っているのです。
あなたは何のために生まれてきたのか、それはあなたのカラダが熱くなった瞬間を思い出せばおのずと見えてきます。

人生を諦める(明らめる)方法

まずは紙とペンを用意してください。
いくつか質問をさせてもらいますので、じっくりと時間をかけて紙に書き出してみて下さい。

人生をあきらめる方法

質問1

あなたの人生でカラダが熱くなるほど嬉しかった、楽しかった瞬間はいつですか?

質問2

その体験があなたに何を教えてくれていると思いますか?

質問3

あなたの人生でカラダが凍るほど悲しかった、辛かった瞬間はいつですか?

質問4

その体験があなたに何を教えてくれていると思いますか?

以上が、前提の質問です。

カラダの反応を振り返ることであなたのカラダが何を求めているのかを探ります。
ポジティブな体験、ネガティブな体験、どちらからも大きなヒントが得られます。

いかがでしょうか?
ぼんやりとあなたの生きている意味や目的などは明らかになってきませんか?

では、最後にもう1つ質問をします。

質問5

あなたの生きる意味すなわち人生の目的を言葉にするとどうなりますか?
以下の空欄に当てはまるように入れてみて下さい。

私は(            )をするために生きています。

出来たら、実際に声に出して読み上げてみて下さい。

もし仮に上手く言葉に出来なくても大丈夫です。

あなたのカラダに記憶された反応を振り返ることで、あなたが本当に求めているものが何かを知るきっかけになるはずです。

何度か時間を作って、過去の体験を振り返ってみて下さい。
きっとあなたの人生を明らめる、最高の瞬間がやってくるはずです。

まとめ

いかがでしたか?

人生を本当の意味で諦めると「何のために生きているのか?」が明確になります。
そして、僕も34歳になり人生を諦めたことで自分の生きる意味が分かってきました。

そこで、重要なことは「探さない」ことです。

よく自分探しをする人がいますが、探し始めると迷います。
人生に迷い始めると、さらに自分が「何のために生きているのか?」が見えなくなっていきます。

そうではなくて、「自分の生きる意味は〇〇だ!」と一旦決めてしまうことが重要です。
もし違ったら、カラダが違和感を感じ、反応を示してくれるからです。

その時に軌道修正していくことでより正確にあなただけの生きる意味に導いていってくれます。
人生の目的を時間や経験を経るごとにバージョンアップさせていく感じです。

そうすることで、真の意味で自分だけの人生を最高に満喫することが出来るようになります。

目的が明確になった状態で生きれたら、すごく楽ですよ!
今の自分がまさにそのような状態だからです。

ただ、もし仮に、今はまだ人生に迷ってしまっていると感じる方は、こちらの記事も読んでみて下さい。

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Ryoutatsu

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初めまして、玉置亮達(たまおきりょうたつ)と申します。妻と4歳の息子がいます。
36歳になりましていよいよ弥勒歳。結婚観、育児観、仕事観については独自の考えを持っています。

今は自宅でライターとしての仕事をしつつ育児をサポートしてます。
いわゆるイクメンなのではないかと自負してますが妻には「違う」と言われます。(笑)

自分の書いた記事が多くの人に読まれ、1人でも多くの人に気づきや勇気、希望を与えられたらこれ以上嬉しいことはありません。

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