低学歴はチャンス?学歴コンプレックスを克服する9つの方法
今は昔ほど学歴社会ではなくなりましたが、それでも学歴で悩む人も多くいます。これはいわゆる学歴コンプレックスと呼ばれ、多くの人を苦しめています。
この記事では、学歴コンプレックスを様々な角度から掘り下げていきます。
- そもそも学歴コンプレックスとは何なのか?
- 何が原因なのか?
- 低学歴の何が悪いのか?
- 克服する方法はあるのか?
そしてこの記事で本当にお伝えしたいのは、最終的には「学歴コンプレックス」は一瞬で「希望」に変わるよってことです。
それでは最後までじっくりお読みください!
お好きな所から読めます
意外?高学歴より低学歴の方がチャンスかも!
高学歴の方が有利・・・
誰が決めたのかは知りませんが、いまだにそういった風潮がありますね。
自分も以前はそのように思っている部分がありましたが、今では全くそうは思いません。
学歴は人生の豊かさと比例しないということを嫌というほど目にしてきたからです。
高学歴な人ほど他人と比較してしまい、ちょっとでも自分が劣っていると感じると必要以上の劣等感を感じて苦しみます。
常に他人との比較に忙しく氣が休まる時間がない。
そんな人生楽しいのでしょうか?
僕はもっとのびのびと、生き生きとした人生を歩みたいと思ってしまいます。
今自分にあるものに感謝し、周りの人と手を取り合い、自分の人生の目的に向かって迷いなく進む人生。
他人との比較ではなく、昨日の自分との比較で成長を感じられる人生が良いです。
その点、低学歴の人の方がこだわりは少なく、素直に考えられる傾向にあるためチャンスが大きいです。
もし学歴コンプレックスで悩んでいるなら他人との比較を今すぐやめることです。
学歴コンプレックスの招待は他人との比較による劣等感だった!
学歴というフィルターで人を評価して、自分より上だと評価した人に対して感じるコンプレックスを学歴コンプレックスと言います。
学歴と一言に行っても、高校名や大学名、理系か文系か、何学部なのか、中卒・高卒・大卒など最終学歴が何なのか、など様々。
とりわけ就職など学歴を直視させられる機会に感じやすいのがこの学歴コンプレックスです。
学歴コンプレックスの本質は他人との比較によって感じる劣等感なので低学歴の定義はもちろんあいまいです。他人との比較なので、自分がどう感じるかということです。
例えば、東大合格だけを目指した受験生が東大に行けずに他の有名難関大学に行ったとします。
そしてその受験生がその大学を卒業してもその人にとって「低学歴」になりうるということです。
学歴コンプレックスを感じる原因とは
学歴コンプレックスの本質は他人との比較による劣等感なのですが、ではなぜそんなに劣等感を感じるのかというところが重要です。
劣等感を感じる原因は、無意識に他人と比較してしまう習性です。
率直に言えば、他人と比較して自分が勝ちたいのです。
しかし、勝ちたいと思う中で「負ける」とそれは劣等感として痛烈に自分に返ってくるのです。
最終学歴によるコンプレックスの質の違い
中卒
人によっては「中卒」というだけで差別的な見方をする人もいます。
今の時代あまり学歴について尋ねる機会が減ってきていますが、こと仕事の場面ではまだまだ中卒に対する偏見はあります。
そのため「中卒」というだけでなかなか仕事を正当に評価されてないんじゃないかという疑念にも似たようなコンプレックスを抱く人もいます。
高卒
高卒で就職するのと大卒で就職するのとではお給料の面でも平均的な差があります。待遇という面で大卒と比較してコンプレックスを感じる人が多くいます。
また「なぜ高卒になったのか」によってコンプレックスの質が違います。
家庭の事情なのか。金銭的な面なのか。大学に合格できなかったのか。
いずれにしても本人にとっては深刻なコンプレックスとなる場合が少なくありません。
大卒
中卒や高卒の方とは違い、大学入学のための試験で第一志望や有名大学に入れず妥協して大学を選んでしまったと考えている方がコンプレックスを感じます。
基本的には偏差値を基準に他人と比較しコンプレックスを感じるため、他人との会話で大学名が出るだけで自分との優劣をつける傾向にあります。
学歴コンプレックスを持つ人の特徴
大きな特徴としては、年収が低い人よりある程度年収が高い人の方が学歴コンプレックスを感じやすい傾向にあるということです。
ある調査では年収300万円台の層と年収600万円台の層を比較したところ、年収600万円の層の方が学歴コンプレックスは強いことが分かったといいます。
その他にもいくつか気になる特徴があります。
特徴1:学歴以外も無意識に他人と比較しがち
学歴以外にも、収入や住んでいる家の大きさ、土地柄、乗っている車など無意識に比較して優越感に浸ったり、劣等感を感じたりしがちです。
特徴2:子供の教育も学歴中心で考えがち
自分の学歴コンプレックスは子供の教育にも向きます。
基本的に教育熱心なパパやママになる傾向がありますが、その多くは学歴を中心に考えがちです。
教育の目的は良い学校に通わせて、良い会社に就職させるため。学歴コンプレックスを抱える方の中にはこのように考えている人が少なくありません。
特徴3:学歴というフィルターだけで人を判断しがち
極端な例ですが、重度の学歴コンプレックスを持つ人は、人を学歴だけで判断しがちです。
例えば、同じ社内で同じぐらいの社歴の後輩Aさんと、Bさんがいた場合に仕事の能力抜きで学歴が高い方が有能だと考えがちです。
学歴コンプレックスを解消するための9つの克服方法
ここからは学歴コンプレックスを解消するための克服方法を9つご紹介します。
ただ、あくまで対処療法的な方法なので、本質的な解消方法を知りたい方は、最後までお読みくださいね。
1. 学歴がないことのデメリットを書き出してみる
まずは学歴がないことによる実質的なデメリットを上に書き出してみてください。
15分位でざっと上に書き出してみてまずはそれを眺めてください。
そして自分の感情がどう変化するのかを観察します。
出てくる感情を否定しないことが重要です。受け入れるイメージで「そういう部分も含めて自分」と認めてあげてください。
紙に書き出すことで「学歴がない」ということを必要以上に大事(おおごと)にしていたことに気づくかもしれません。
2. 学歴がないことのメリットを書き出してみる
今度は逆に学歴がないことのメリットを紙に書き出してみてください。
最初は難しいかもしれませんが、無理矢理にでも上に書き出していると、創発され次々に出てくることもあります。
ここでも重要なのは紙に書き出すことによって得られる新しい気づきです。
3. 今の仕事など目の前のことに集中してみる
学歴コンプレックスのことは一旦忘れて眼の前のことに集中してみるのも効果的です。
1つのことで悩んでいる時はそのことに囚われて他のことが考えられなくなります。
そして悩みだすとより深刻に悩んでしまいがち。
そこで一旦他のことに没頭してみるのです。
目の前の仕事があればそれに集中してみて下さい。
考えが頭をもたげたら、すぐに振り払い仕事に集中する。
仕事に1点集中し結果が出てくればしめたものです。
仕事の楽しさ、奥深さを感じられれば学歴にこだわることの無意味さを感じられます。
4. いっそ大学受験をして学歴ロンダリングをする
どうしても学歴にこだわる方は、いっそ大学受験をし直すのも手です。
一般的に、「学歴」=「最終学歴」を意味しますから、いわゆる三流大学に行っていようが、最終学歴が一流大学だったらそれを学歴に出来ます。
これを学歴ロンダリングなどと呼ぶみたいです。
学歴を最重要視する方にとってこれ以上の特効薬はありません。
5. 難しい資格の取得に挑戦する
大学受験をし直すほかにも、難関資格の取得も効果的です。
要するに他人と比較して「自分の方が優れている」と感じられたら学歴コンプレックスを感じなくて済みます。
なので、弁護士とか税理士などいわゆる難関資格の取得を目指して挑戦するのも選択肢の1つです。ただ、資格取得が失敗した時の大きな挫折というリスクは必ずついてまわります。
6. 海外に行く
日本という狭い範囲の中にいるのではなく、いっそ海外に出ていくのも1つの選択肢です。
海外にいるのに、わざわざ日本人と学歴という軸で比較はしないでしょう。
そうなればおのずと学歴コンプレックスを感じなくて済むようになります。
7. 高学歴の人の平均年収をぶっちぎるぐらい稼ぐ
学歴コンプレックスは学歴という判断基準で比較することで生まれる劣等感です。その判断基準をお金にシフトすることが出来ればコンプレックスは解消します。
なので、自分が比較してしまう学歴の人の平均年収を確認し、その平均年収をぶっちぎるぐらい稼ぐのです。
そうすれば、少なくとも学歴コンプレックスは克服できるでしょう。
しかし、判断基準がお金に移ると、今度は稼いでいる額での比較が始まり新たなコンプレックスを感じる原因となる恐れもあります。
8. 他人に真似できない自分だけの得意分野を創り没頭する
こちらも比較の基準をずらしてコンプレックスを克服する方法です。
お金に判断基準をずらす方法だと新たなコンプレックスを創出する可能性がありました。
そこでさらにおススメの方法がこの方法です。
他人に真似できないような自分だけの得意分野を創り没頭することです。
完全に自分にしかできないことであれば、そもそも比較対象がいなくなるのでコンプレックスは皆無になり得ます。
完全に自分にしか出来ないことじゃなくても、比較対象が少なければコンプレックスを感じづらくなります。
私はピタゴラ装置を創るのが好きなのですが、没頭していると他のことを考えずに済みました。
どうしても考え過ぎてしまうという方は、たった1つのことを意識するだけ劇的に悩みが軽くなるはずです。
考えすぎてしまう人がやるべきことについて、こちらの記事で詳しく解説してますので読んでみてください。
↓
9. 【100×100×100】で100万人に1人な自分になる
以前ホリエモンの書籍で読んで感銘を受けた方法です。
100人に1人のスキルでも、それを3つ持っていたら、100万人に1人の自分になることが出来るという考え方です。
オンリーワンになれば、そもそも比較する対象がいないため、コンプレックスから解放されます。
そして自分に自信が持て、自己重要感が高まります。
するとセルフイメージも高まり、より自己実現する力が強まるのです。
そして・・・
【100×100×100】にもう一つ【×100】が加わると、【100×100×100×100】で1億人に1人な存在になれます。もはや日本人ではあなただけという状態が作れるのです。
再発防止!学歴コンプレックスに2度と陥らないために
ここまで学歴コンプレックスの克服方法をご紹介してきました。
人によってはかなり有効な方法もあるはずです。
それぞれの状況にあった方法を選ぶことが重要ですが、間違えると新たなコンプレックスを生んだり学歴コンプレックスに逆戻りする可能性があります。
そこで2度と学歴コンプレックスに陥らないための再発防止策が必要となります。
そこには本質的でたった1つの解決方法が存在しています。
学歴コンプレックスを解消する本質的でたった1つの解決方法とは
冒頭でもご説明した通り、学歴コンプレックスの本質は他人との比較による劣等感です。
見方を変えれば、他人と比較しなくなれば学歴コンプレックスは起こらないということです。
そこで他人との比較を無くすための方法をご紹介します。
その方法とは、『超自己中心的マインド』を手に入れることです。
『超自己中心的マインド』って別にいわゆる“自己中”みたいになるという訳ではありません。
『超自己中心的マインド』は別名 ⇛「主体性」と言います。
主体性についてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。
『超自己中心的マインド』を手に入れれば、すべては自分次第だと思えるようになります。
例えば、目の前で学歴を自慢している人がいても、それは自分がその現象を起こしていると考えられるということです。
自分が起こしている現象なので、変に感情移入をしなくても良くなります。
また、『超自己中心的マインド』を手に入れることが出来れば、他人との比較による優越感や相対的な幸福感に人生を左右されなくなります。
つまり、自分の成長の喜びと絶対的な幸福感を感じながら生きられるため、毎日がより豊かになります。
本当の豊かさとは「ない」ものに目を向けることではなく「ある」ものに目を向けることです。
その絶対的幸福感による豊かさを感じる方法はただ1つ、『超自己中心的マインド』を手に入れる方法のみです。
この方法をメルマガでご紹介しています。
良かったら登録してぜひ実践してみて下さい。
(生きる目的や主体性を手に入れる方法について詳しくご紹介するメルマガです。詳細はこちらから。)
まとめ
いかがでしたか?
3年前の自分に語りかけるような氣持ちで書いたため、少し厳しめの口調になったことお許しくださいね。
学歴コンプレックスは裏を返せば、向上心の表れとも考えられます。成長欲求を持っているということです。向上心はバネとなります。劣等感を感じることに無駄なエネルギーを費やすのはやめて、自己成長にエネルギーを使いましょう。
そのためには超自己中心マインドを持つことです。そうすれば、学歴コンプレックスは一瞬であなたの希望へと早変わりします。
あなたの学歴コンプレックスがなくなり、ステキな人生を歩むきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました^^